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真理子の聖書日記


このサイトを作りながら、聖書を読みながら真理子が考えたことです。
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[562] 出エジプト記5-8章、1マカ5章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/21(月) 10:51:11 ここから閲覧

●出エジプト記5-8章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=exo&chapter=5&mode=0
 モーセとアロンはパロ(ファラオ=エジプト王ですね)のところに出かけ、イスラエルの民を故郷に帰すよう言いますが、パロは承知しません。いろいろ奇跡を見せても、魔術師が同じことをやってしまうので信用されませんし、魔術師が再現できないような奇跡を見せてもやはり承知しません。
 不思議なわざを見せるっていうのは、昔から宗教がよくやる手ですけど、逆にうさんくさい感じも与えるんですね。特に現代人は、目に見える奇跡を見せるより、精神的ないやしを与えてあげたほうが納得するんじゃないでしょうか。その意味では昔のエジプト人は現代人と似ているかもしれません。

●1マカ5章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1ma&chapter=5&mode=0
 イスラエルの民が神殿を復興させたと知ると、周辺の諸民族はさらに戦いをしかけてきます。ユダは軍隊の一部を残して出陣、連戦連勝しますが、その残された人々が功名を得ようとするあまり、禁じられていた戦いをしてしまい、敗北してしまいます。

[561] 1コリ11-12章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/20(日) 11:23:56 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1co&chapter=12&mode=0
 今までは「11-12章」というときは、最初の11章へのリンクを書いておきましたが、今回はあえて12章へのリンクにします。
 11章は一度読んだら糊で貼り合わせてもう読めないようにしてください(笑)。
 馬鹿パウロのバカ説教の中でもとりわけバカな説教ですから。
 まあ、この時代の女性観っていうのはこんなものだったのね。
 ついでながら、女は男から作られたっていう聖書の説明はまるっきり間違いで、生物学的には男が女から作られたことがわかっています。女を作ろうとしてできそこなっちゃったのが男ってことらしいです。

 それにひきかえ12章の説教はすばらしいです。
 このところ私が何度も言っている「人にはそれぞれの役割がある」ってことですね。
 こういう非常時にはついついみんなが同じことをしなければならないんじゃないかとか、これはしちゃいけないんじゃないかとか思いますけど、人にはそれぞれの役割があるので、まずはそれぞれの役割をしっかりとこなすことです。被災者のために何かできることはないかと考えるのは、自分の役割を果たした上で考えることです。
 11章のバカ説教も、男と女にはそれぞれの役割があるっていう意味なら同意なんですけどね。

[560] 卒業式 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/19(土) 16:42:10 ここから閲覧

 今日はいろんなところで卒業式をやってますね。
 なんでも卒業式を中止しちゃった学校もあったようですけど、被災地で卒業式ができないっていうならともかく、被災地じゃないんだったら卒業式くらいやればよかったのに。ひところは「戦争で卒業式ができなかったから40年ぶりに卒業式をやった」なんてニュースをよく聞きました。それと同じで、いま卒業式をやらなかったら絶対に後悔して数年後にやることになりますわよ。
 なんでもかんでも自粛すればいいってもんじゃないのよ。人間は時間を区切って生きるものなんだから。

 この連休中は停電もないみたいなんでほっとしてます。昨日は夜に停電予告をしていたので身構えてましたけど、結局私の住む地域の停電は回避されました。
 どこかのラジオで、「計画停電を予告したらちゃんと停電をしろよ。でないと狼少年になっちゃうぞ」なんていってましたけど、停電なしにすんだらそれでいいじゃないですか。どうして素直に喜べないのかしら。電車の時刻みたいにきちっきちっと正確にことが運ばなきゃ気がすまない人が多いのね。未曾有の事態で誰も明日のことなんかわからないんだから、今を大切に生きていきましょうよ。イエス様も「明日のことに思い煩うな」って言ってるでしょ? 主の祈りの最後に「今日一日、停電がおきなかったことを感謝します」ってお祈りするといいわ。

 テレビ、ラジオもだんだんバラエティーやお笑いやドラマが戻りつつありますね。私はあんまりテレビ見ないし、バラエティーやお笑いはくだらないと思ってましたけど、これがいかに大事かがよくわかりました。コマーシャルもだんだん戻ってますね。ACさんには申し訳ないけど、ACのコマーシャルが始まるとチャンネル変えてますもの。もう見たくないです。
 高校野球も今まで興味なかったけど、予定どおりやるらしいので見るようにします。楽しみです。東北高校は被災地代表としてがんばってください。

 それから、マスコミのみなさん東北東北って言って東北のことしか報道してませんけど、茨城だって千葉だってかなりの被害です。特に浦安は大変みたいですね。首都高湾岸線がいまだに不通だっていうことからも被害のほどがおしはかられます。地震のニュースをいっぱい報道しているようで、実は情報にとても偏りがあるという問題を指摘しておきます。

[559] マルコ7-8章、1マカ4章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/19(土) 10:19:49 ここから閲覧

●マルコ7-8章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=mar&chapter=7&mode=0
 いろいろ書きたいことはありますが1つだけ。
 マコ7:24-30の、ギリシア人女性の娘をいやす話。イエス様はなんと、最初はいやしを断っちゃうんですね。「パンは犬にやるより人間の子どもにやるほうが優先だ」。かわいそうに、ギリシア人は犬扱いされちゃいました。イエス様もけっこうひどいことを言うんですね。
 ところが女は食い下がります。「犬だって人間の子どものパンのくずくらいは食べてもいいでしょ」。この痛快さ、私は大好きです。
 この地方(ツロ=ティルス)は地中海に面したフェニキアの都市で、ユダヤの地方じゃないんですね。おしのびで来ていたのに見つかっちゃったんで、イエス様はずいぶん気分が悪かったんでしょうか。たぶんイエス様自身は、自分はユダヤ教の枠内で教えを説いているつもりだったんで、異邦人を救うことはあんまり考えていなかったんでしょうか。
 キリスト教が世界宗教になった今にしてみれば、かなり違和感を覚えるお振る舞い。「イエス様、ちょっとひどくありません?」と言いたくなるところですが、そういうまずい話が隠蔽もされずにちゃんと伝えられているところを見ると、このエピソードが実際にあったことなんだという印象を抱きます。
 歴史上のイエス様の思想は、この時点まではユダヤ人だけの救済を考えていたのが、ユダヤ人からは必ずしも受け入れられず、逆にこのように異邦人にすがりついてこられるという体験を経て、だんだん全世界の人を救済する思想に変化していったんじゃないかって思います。

●1マカ4章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1ma&chapter=4&mode=0
 リュシアスの選んだ三人の実力者の一人、ゴルギアスは、ユダの軍に夜襲をかけますが、いちはやくそれを察したユダは軍を移動させて、逆にふい打ちをします。ユダの軍は兵士も少なく武器もろくになかったのですが、この作戦で大勝利をします。
 リュシアスは翌年に大軍を率いて再びユダを攻めますが、ユダの前に敗北します。
 勝利したイスラエルの民は神殿を再建し、その日を祝日とします。

[558] フラ訳合本 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/18(金) 11:40:51 ここから閲覧

twitterでサンパウロさんが流している情報ですが、いままで新約の合本しかなかったフランシスコ会聖書研究所訳注の合本聖書が出るそうです。旧約も入ってます。A5判上製、予価 本体8,000円+税。発行予定は6月12日。

[557] エレミヤ書7-11章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/18(金) 11:32:51 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=jer&chapter=7&mode=0
 ひとことで言ってしまえば、悪いことやってばかりいるから主はイスラエルの民をほろぼしちゃうぞっていうことなんですけどね。
 今のような非常時には預言書の言葉の断片が鋭く響いてくるものですが、とりあえず一つだけ、エレ10:23の「主よ、わたしは知っています、人の道は自身によるのではなく、歩む人が、その歩みを自分で決めることのできないことを」をあげておきましょう。
 [525]で「普通の生活をしましょうよ」と呼びかけました。こういうときだからこそ、一人ひとりが、自分の与えられた仕事をしっかりやることが大事なんです。なぜなら、自分のやってる仕事は、自分が選んだようでいて、実は神様が与えてくれたものなんですよ。
 非常時になるとスポーツとかお笑いとか娯楽とかが、不謹慎だの電力の無駄遣いだのというので自粛に追い込まれます。もはや自粛じゃなくて強制的なものですよね。でも、スポーツ選手っていうのは、スポーツをやって人々に、特に子どもに、夢と希望を与えるっていう社会的使命があるんです。お笑い芸人はおちゃらけたことをやって人々を慰める社会的使命があるんです。世の中、パチンコ屋にしか居場所がない人だっているんですから、パチンコ屋さんも大事。さびしい殿方を勇気付ける色っぽい女の子も必要なんです。それは全部、神様から与えられた使命なんですよ。非常時にこそがんばって自分の使命をまっとうしてください。

[556] ヨブ記27-28章、1マカ3章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/17(木) 10:30:32 ここから閲覧

●ヨブ記27-28章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=libj&book=job&chapter=27&mode=0
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=libj&book=job&chapter=28&mode=0
 ヨブの反論の続きです。
 例によって「オレは正しい」というのと「神は正しい」という矛盾する主張がまざっています。「オレを苦しめた神に誓ってオレは正しい」という、皮肉をたっぷりきかせた表現ですね。
 28章では知恵をたたえています。自然を支配し、文明を築き上げた人間も、知恵がいったいどこにあるのかわからない。今のような非常時には痛感させられますね。とりあえずは、「神様を恐れることが知恵」だというのですが……

●1マカ3章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1ma&chapter=3&mode=0
 ユダはいよいよ戦いを始めます。ユダは少ない兵力ながら王の軍隊をうちやぶり、諸国に名声をとどろかせますが、王の側はさらに大軍を率いて攻めて来ます。

[555] 詩編39-40編 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/16(水) 11:31:11 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=psa&chapter=39&mode=0
 どれも祈りの詩として、つらいときに読むと癒やされる詩だと思います。特に40編は交読文にも入っており、苦難のときに耐え忍ぶ人の心に響いてくると思います。

[554] こんどは富士宮ね 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/15(火) 23:18:25 ここから閲覧

 なんか最近いろんなところで地震がありますね。
 こんどは静岡県富士宮市で6強ですか。
 私たちの住む横浜市では4.
 最近6強っていってもふーんって感じ、4なんか何それって感じで、感覚が麻痺しちゃってますが、これはこれですごい地震よね。
 富士宮っていうと普通の人にはB級グルメの焼きそばが有名ですけど、創価学会の家に生まれただんなや私にとっては、いろいろな意味で非常に由緒深いところですね。
 なにしろ創価学会の母体である日蓮正宗の本山である大石寺っていうお寺のあるところで、昔は創価学会の信者が大勢参詣したところですもの。
 日蓮正宗とケンカ別れした後も、創価学会が建設した墓苑が大石寺とは別のところにありまして、だんなの家の墓もここにあります。
 だから富士宮っていうと、昔は文句なく聖地だったんですけど、ケンカ別れのあとはちょっと微妙な地名になってまして、聖地としての感情と敬遠感との両方があるという、だから「由緒深い」ところなんです。
 こんなところですごい地震が起こったっていうと、創価学会はなんていうかしらね。まあ別にどーでもいいけど。

[553] サム上16-20章、1マカ2章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/15(火) 11:30:37 ここから閲覧

●サム上16-20章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1sa&chapter=16&mode=0
 そんなわけで世間の騒ぎはどこ吹く風と、聖書の通読を続けます。午後からうちの地域が計画停電らしいから急がなくちゃ。
 神様はサウルを見捨てて、エッサイの息子ダビデを王に選び、サムエルに命じて彼に油をそそがせます。ダビデはサウルに仕えるようになります。ダビデはペリシテ人との戦いで勇者ゴリアテを倒します。ダビデは民の間に人気を得て、サウルの息子ヨナタンはダビデを信頼するようになり、サウルの娘ミカルはお嫁さんになるのですが、サウルはしだいにダビデを恐れるようになり、暗殺しようとさえするようになったので、ヨナタンもミカルもダビデを逃がすよういろいろ尽力します。
 ゴリアテとの戦いはサムエル記上の一番のヤマ場かもしれません。美術や音楽や演劇のネタによくとりあげられますね。
 それにしても、神様の悪霊がサウルに及んだなんていう表現を見ると、神様もそんなバカなことをするならさっさとサウルを殺しちゃえばいいのに、なんかダビデやサウルやその他の人物をもてあそんで楽しんでいるような気になりますが、これはお約束の表現だと思って気にしないでください。
 神様が全知全能で、この世のすべてのことが神様のご計画だというのは、信仰上の究極の話であって、たとえばいま東北や関東で起こっている大災害が神様のご計画だなんていったら石ぶつけられちゃいますよ。それと同じです。

●1マカ2章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1ma&chapter=2&mode=0
 信仰と習慣を捨てるように強要されたユダヤ人はさまざまな抵抗をします。特に祭司マッタティアスは、王の命令をまもって異教の祭壇にささげものをしようとしたユダヤ人を殺すことによって、王への抵抗の姿勢を示します。王に攻撃されたユダヤ人は、最初は「安息日には戦わない」といってむざむざと全滅するような人たちもいましたが、そういう苦い経験を経て、ユダヤ人はしだいに抵抗の戦いを効果的にするようになりました。祭司マッタティアスは死の床で、ユダをはじめとする息子たちに、律法を守る戦いをするように言います。

[552] 普通の生活をしましょうよ 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/15(火) 11:00:50 ここから閲覧

 テレビしかごらんになってない方は、まだすべての番組が被災情報ばかりだとお思いでしょうが、AMラジオのほうは一応通常の番組編成に戻ってますね。もっともしゃべってることはほとんど被災情報ですけど。でもFMはまだ戻ってない。こういう非常時には音楽番組なんて不謹慎だと思ってるのかしら。でもこういう時だからこそ音楽を聞いて癒やされたいと思ってる人も多いと思うんですけどね。お笑いだって娯楽だってやればいいのよ。
 え、いまは非常時だから音楽やお笑いは不謹慎ですって? あなた、自分の言ってることがわかる? 学校の国語の時間に、谷崎潤一郎の『細雪』が、戦争中、時局にあわないというので連載中止にいたったなんて話を習ったでしょ? それと同じおろかなことをあなたは言ってるのよ。
 節電節電っていうなら、民放各局はさっさと放送をやめちゃえばいいわ。他局と同じことをだらだらやってるあなたがたの放送のほうがよっぽど電気の無駄遣い。NHKだってラジオ第一と同じ放送をFMでやってるなんて電気の無駄遣いよ。
 被災地の深刻な状況を見て、自分に何ができるんだろうと思ってる方が多いと思いますけど、実際にこういう状況では、本当のプロの人しか助けができないの。素人がボランティアに行っても足手まといになるだけ。ちょこちょこモノなんか送ったって本当に必要な人のところには届かない。それだったらお金をあげたほうがいいんです。昔「同情するならカネをくれ」ってことばがあったでしょ。本当に真実よ。いろんなところで募金やってるから、募金詐欺に注意しながら、信頼できる機関の募金活動に協力することね。
 みんなが普通の暮らしをすることが、結局は一番の助けになるんです。社会っていうのはいろんな人がしているいろんなことが神様の手によってつながって成り立っているんですから、自分がいまやってることをやめたら社会が成り立たなくなるんです。みんなが同じことをするっていうのは一番いけないことなんです。浮き足立つんじゃないの。普通の生活をすることが大事なのよ。

[551] 浮き足立つんじゃないのよ 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/15(火) 03:38:50 ここから閲覧

 いましがた、だんながタクシーの仕事から戻ってきました。ふだんなら先に寝ちゃってるんですけど、昨日はだんなも私も大変な思いをしたので起きて帰りを待っていました。
 あちこちで電車が止まっていたのでタクシー乗り場は長蛇の列だったそうで、さぞかしもうかったでしょうと聞いたら、ふだんとあんまり変わりなかったそうです。お客様を乗せている時間は長くても、大渋滞にまきこまれることが多く、労多くして功少ないみたいです。
 で、その渋滞の一番の原因が、実はガソリンスタンドの行列なんだそうな。どこのスタンドもものすごい列で、午後にはどこも売り切れ閉店。その後にタンクローリーが来て営業再開した店は1キロくらい行列ができてたそうです。そんな行列が左車線をふさいじゃって、いや、二車線ないところではもろに車道をふさいじゃうわけですから、車はぜんぜん動かない。
 一方、私がパートの仕事をしてるスーパーは、お客様が殺到して入店規制。歩道に百メートルくらい列をなしてました。で、みんなが「そんなに食べられるの」っていうくらいの量を買っていくので、あっという間に品薄になり閉店。最後まで入れなかったお客様多数。
 どうしてみんな、そんなに買いだめに走るのかしら。横浜は地震だってせいぜい震度5強で、被災したわけじゃないし、物流がとだえたわけじゃないし、普通の暮らしをすればいいじゃない。
 どうせそんなに車で走るわけじゃなし、最大でもタンクに入るぶんしか買えないのに、ガソリンスタンドに殺到するのよね。
 そして食べ切れるとはとても思えない量の生鮮食料品を買っていく。昨日は結局停電はなかったけど、停電したら冷凍庫はアウトなのよ。生鮮食料品は今日食べるぶんだけ買いなさいよ。もし生鮮食料品が切れたとしても、ご飯炊いておにぎり作ればいいじゃない。
 当分こんな生活が続くと思うと気がめいるわ。

[550] 出エジプト記1-4章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/14(月) 12:17:37 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?book=exo&chapter=1-4§ion=&mode=0
 律法は今日から出エジプト記。
 出エジプト記は前半と後半でかなり性格が違います。前半は創世記のような古代の事件ないし伝説で、エジプトで虐げられていたイスラエルの民がモーセに率いられてエジプトを出る話。後半は契約の箱の作り方とか祭祀のしかたとか生活のこまごまとした規律の話です。
 前半と後半があまりに違うのでびっくりしますが、創世記も出エジプト記も律法の書なんですから、むしろ創世記や出エジプト記前半のほうが異質で、出エジプト記後半になってやっと律法らしくなるというところです。

 エジプトでイスラエルの民がしいたげられているのを見て、神様はレビ族のモーセの前にあらわれ、イスラエルの民を救うように命じるというのが今回の話。
 「イスラエルの民に男子が生まれたらすべて殺せ」というファラオ(パロ)の命令の中でこっそり生まれ、ファラオの娘によって育てられたモーセ。このあたりはマタイによるイエス様の出生伝説とそっくりですね。そしてモーセはイスラエルの民をいじめていたエジプト人を殺してしまい、ミデヤン(シナイ半島東部の砂漠地帯)にのがれ、そこで暮らすうちに神様に呼ばれます。
 モーセについては、実はエジプト人だとか、あまりにうるさいのでイスラエルの民に殺されたのだというフロイトの説も有名ですが、そういう話は後で書くとして、まずは聖書に書いてあるとおりに読みましょう。

[549] マカバイ記一1章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/13(日) 11:53:07 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1ma&chapter=1&mode=0
 本日から旧約聖書外典(続編)はマカバイ記一です。
 マカバイ記という名の本は4種類あり、カトリックと聖公会では1と2を聖書に入れてるので、本屋で売られている新共同訳(旧約聖書続編つき)には1と2が入ってます。ギリシア語七十人訳聖書には3と4もあり、正教会ではここまで聖書に入れてますが、そもそも正教会って信者にあまり聖書を読ませませんし、特に旧約は勝手に読むと危ないので読ませません。だから3と4はあまりなじみがないでしょうね。
 サムエル記上下、列王記上下というところからの類推では、マカバイ記1→マカバイ記2という順序で話が進むように思いますが、実際には同じ話を別の立場から書いているだけなので、むしろ福音書の関係(同じイエス様の行状を別の立場から書く)に似ています。
 では同じ話とは何かというと、マカバイ戦争とよばれるユダヤ人の独立戦争なんですね。
 旧約聖書に描かれているイスラエルの歴史は、出エジプト→定住→王のない時代→統一王国→南北分裂→北はアッシリアに滅ぼされ→アッシリアを滅ぼしたバビロニアに南も滅ぼされてバビロン捕囚→バビロニアを滅ぼしたペルシアに解放され神殿再建、あたりで終わってます。
 旧約聖書と新約聖書しか読まないプロテスタントの人は、「いつの間にかペルシアじゃなくローマになってるぞ」と、ここで時代の断絶を感じると思いますが、この間には次のような歴史の流れがあったのです。
 その後、ペルシアを含めてオリエント一帯は、ギリシア北部のマケドニヤのアレクサンドロスの大遠征によって滅ぼされ、一つの大帝国になりますが、王の急死によって帝国は分裂。パレスチナのあたりはセレウコス朝シリアという王国になります。
 もちろん分裂した各国は、アレクサンドロスの帝国の後継ですから支配者はギリシア人です。たとえばエジプトはプトレマイオス朝になりますが、支配者はギリシア人。クレオパトラだってギリシア人なんですよ。
 プトレマイオス朝は、王子→王の名前がみんなプトレマイオス、王女の名前がみんなクレオパトラで、とてもめんどくさいですが、セレウコス朝の王も、ほとんどがアンティオコスという名前なんで、まぎらわしくてたまりません。これってギリシアの習慣なのかしら。
 で、アンティオコス(4世)の時代、王が各民族の独自の宗教や生活習慣を捨てさせようとしたので、ユダヤ人が前165年に戦いを起こし、30年もの長い戦いの果てについに独立をかちとって、ハスモン朝(前142-前63)という独立王国を作ります。その後ローマに滅ぼされ、ほどなくしてイエス様の時代になります。
 戦いを指揮したのはユダ。マカバイ(マカベウス)というのがギリシア語名。この時代のユダヤ人はみんなギリシア語名も持ってます。「マカベウスのユダ」というと、ヘンデルのオラトリオが有名ですね。ほら、あの表彰式の音楽です。大相撲は八百長で今日から始まるはずの春場所もなくなっちゃいましたが、千秋楽にはあの音楽が流れますよね。もともとのヘンデルの音楽だと、軽やかな女声合唱なんですが、いつのまにか荘重な厳粛な音楽になっちゃいましたね。

 そんなわけで今日からマカバイ記を読み始めますが、1章の長さが長くて大変。実はまだ「真理子のおまけ」は6章までしか訳してないです。大急ぎで訳を進めて行きます。

[548] 1コリ9-10章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/13(日) 11:11:22 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1co&chapter=9&mode=0
 本日は旧約続編(外典)のマカバイ記もありますが、話が長くなるのでまず1コリから。
 1コリはすばらしい話とバカ話とが交互にやってくるという不思議な手紙で、今日のところはすばらしい話です。ってことは来週はトホホなバカ説教なんですけどね。
 よく、お釈迦さまがやったのは対機説法で、相手に応じて説く教えの内容や表現を変えてきたと言いますが、それなら1コリ9章はパウロの対機説法ですね。相手に応じて自分を変える。それは決してイイカゲンなのではなく、より多くの人を救うためだというのです。
 10章最後に、またも食べ物の話が出てきます。ロマ14とほとんど同じですね。何でも食べていいんだけど、何でも食べてしまうことによって信仰がぐらつくなら、食べないほうがいいという考え方です。
 パウロにとって本当に大事なのはキリストによる救いなので、律法なんかはどうでもいい。どうでもいいってことは「廃止しろ」でもないわけです。守りたくなきゃ守らなくてもいいけど、「守るな」ではなく、「守りたければご自由に」でもあるんです。
 ここらへんがよくいえば柔軟な姿勢、悪くいえばイイカゲンさになるんですね。
 キリスト教ってパウロ教ですから、いまのキリスト教もそういう柔軟さ・イイカゲンさを持っています。飲酒・喫煙などの生活習慣についての見解が、教派によってずいぶん異なるのは、このためなんですね。
 ただ、実のところ、こういうこまごまとした生活上の規律をしっかり決めてしまったほうが、わかりやすいんですよね。イスラム教ははっきり決めちゃったから「豚はダメ、酒はダメ」とはっきりすっきりしてる。
 はっきりすっきりだけど融通が利かない生き方をとるか、自由だけどイイカゲン・無規範に陥る危険をとるか。キリスト教は後者をとったってことですね。

[547] マルコ5-6章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/12(土) 10:17:12 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=mar&chapter=5&mode=0
 聖書の通読なんかやってる場合じゃないって怒られそうですが、私はそうは思いません。テレビもラジオもみんな地震の話ばっかりやってますが、そういう状況に全体主義を感じます。どうせ情報のソースは同一なんでしょうから、9-11時はNHK、11-13時は日テレ系……みたいに役割分担して、どこかがまとめてやればいいんです。こういう時だからこそ娯楽番組を見たいって人もいるに違いありません。
 そんなわけでわが道を行きます。
 今日の話はマタイにもそっくり入っている(13-14章あたり)ので、細かい表現の違いはあるでしょうけど、話としてはもうごぞんじのはず。もう「預言者が故郷で受け入れられない」話と「洗礼者ヨハネの死」の話はマタイを読んだときに終わってますから、今日は豚の話にしようかしら。マコ5:1-17です。
 ばべるばいぶるを作るにあたって私が大きな影響を受けた、岡野昌雄さんの『イエスはなぜわがままなのか』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/404867188X.html
にも、イエス様の理不尽な行動の例としてとりあげられています。
 ユダヤ人(そしてイスラム教徒)は豚を食べないことで有名ですが、ひとたび豚を食べるなというタブーができちゃうと、豚が非常にけがれたもののように感じるらしいです。ちょうど私たちが、いくら「食べてもいいよ」と言われても、ネズミなんかを食べないのと同じ。毒じゃないよ、おいしいよって言われても、この料理にはネズミが入ってるなんて言われたらひいちゃいますよね。
 ところが豚ってやっぱりおいしいですから、異邦人は平気で食べる。そういう異邦人に売るために、豚を飼育していたユダヤ人の畜産業者がいたんですね。この場所って、ガリラヤ湖のあちら側で、イスラエルの辺境地帯。そういうところだと異邦人相手の商売をする人も多いわけですが、ちょうど「犬を食べる韓国人中国人相手に、食用の犬を飼育している日本人業者」がいるとすれば、その人に対してうさんくささを感じるように、やっぱりこういう人たちはユダヤ人からうさんくさがられていたわけです。
 ユダヤ人から見れば、悪霊の追い出し場所に、けがれた豚を使うのは無理のないことなんでしょうが、業者にしてみればたまったものではないですよね。口蹄疫で牛を殺処分せざるを得なかった宮崎県の畜産家みたいなものです。そんなわけでイエス様ご一行は、ただちにここから出て行けと追われてしまいます。
 イエス様というと、律法学者たちから憎まれたのは別として、いろいろなところで奇跡をやってみんなから喜ばれたというイメージがありますが、こんなふうに憎まれちゃったケースもあるので、忘れずにしっかり読むべきですね。

[546] やっと復旧 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/11(金) 23:02:43 ここから閲覧

 午後9時半に電気が復旧しました。さっそくパソコンとテレビをつけましたが、世の中すごいことになってますね。電車に閉じ込められたとか、10キロ歩いたとか、停電したとかなんて、みなさんの被災状況にくらべればぜんぜんたいしたことないですね。
 でも私は本当に怖かったんです。だって我が家だけでなく周囲の街灯がすべて消えてるんですよ。星空はきれいでしたけど、そんなの楽しむ心の余裕もありません。コンビニもスーパーもすべて閉店してるし、信号機も消えてるし、こういう混乱に乗じて悪いやつらが襲撃してきてもおかしくないじゃないですか。我が家は暖房も電気だけなんで寒くて大変でした。パソコンやテレビはみんなAC電源だし、停電が長期化したら充電もできなくなるし電池も手に入らないと思えば携帯もラジオも遠慮しちゃうし、つくづく電気に依存する生活なんだと思いました。

[545] 停電中 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/11(金) 18:58:58 ここから閲覧

10キロの道を歩いてやっと帰って来ましたがわが家を含め町中が停電中。なにもできない。寒いし怖いし、だんなと抱き合いながら寝てます。いえ、エッチじゃなくて、真っ暗で本当に怖いから。早く電気が復旧して!

[544] Re:地震 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/11(金) 15:30:49 ここから閲覧

近所の駅までは動いたから降りようと思えば降りられるけど、どうせ他の電車も止まってるだろうし、また大きく揺れてるし、当分どこ
にも行けないわ。

[543] 地震 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/11(金) 15:16:20 ここから閲覧

地震で電車に閉じ込められてます。困ったわ。

[542] 民族という病・2 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/11(金) 13:54:04 ここから閲覧

 [503]に続く民族ネタです。
 前原さんに続き菅さんもですか。
 これって、こんなへんな規定を定めた政治資金規正法が間違ってるんじゃないですか?
 みんな「外国人」って聞くと、紅毛碧眼の欧米人を思い浮かべるんでしょうし、いま外国に住んでいる人っていうふうに思うんでしょうから、こんな規定を作っちゃったんでしょうけど、そもそもそれが間違いよ。
 私は学生時代から韓国語を勉強して韓国系教会に通ってたこともあり、在日の子たちとのつきあいもいろいろあるし、なにしろだんなと出会ったのもソウルですから、「外国人」っていう言葉を聞くとすぐに在日って連想しますもの。
 在日といったら生まれも育ちも日本人で、韓国語なんか習わない限り一言もしゃべれず、韓国には帰る家もなく、ふだんは日本名を名乗ってて、「私は韓国人よ」というIDカードでも首にぶらさげてない限り外国人とわからない人たちですからね。
 以前、民団の8・15(日本の終戦記念日は韓国の光復節)の集会に出たら、すべての政党から議員さんたちがあいさつに来てました。あれ、在日だったら選挙権ないのに、と思ったら、本人に選挙権がなくても、彼らが経営している企業やお店の従業員は日本人が多いんだから、「ぜひ一票を」というのであいさつに来るんですね。
 そんなふうに在日は日本社会の一部にしっかり根をおろしているんだから、政治資金規正法だって「永住外国人からの献金はOK」とかしてりゃ、こんな問題にならなかったのよ。
 このままだったら、政敵を失脚させようと思ったら、在日に出自を隠して献金させてあとで暴露するとか、そういう汚い手に使えちゃうじゃない。まずはこの法律を直すのが先よ。

 私は心のそこでは、在日は日本社会でずっと生きてくなら日本国籍とったっていいじゃんって思うんですけど、いろんな考え方の違いがありますからね。
 だんななんか、北海道出身で、私と結婚する前は本籍にちゃんと北海道って書いてあって、戸籍なんかとるのは大変なのに、けっして戸籍を移さずにがんばってた。北海道という本籍表示に自らのアイデンティティを感じていたみたい。まあ私と結婚して本籍が横浜になっちゃったんですけどね。
 それから実は、国籍変えるのって手続きがとても大変みたいです。たとえば青空駐車やって赤きっぷ切られちゃうと、それが前科になってしまって国籍とれないとか、いろいろあるみたい。
 そういういろんな理由で、国籍を変えない事情だってあるし、もうそろそろ、日本には日本人しかいないっていう考え、やめたほうがいいんじゃないかしら。

[541] エレミヤ書1-6章、エス・ギ15章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/11(金) 13:35:16 ここから閲覧

●エレミヤ書1-6章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=jer&chapter=1&mode=0
 今日からエレミヤ書が始まります。全52章。イザヤ書の66章よりはるかに少ないようでいて、実は預言書の中では一番分量が大きいと思います。イザヤ書って各章の節数が少ないんですよね。
 以前、文語訳のエレミヤ書を全部入力したとき、52章だからなんとかなるわと思って安請け合いしたら、なかなか終わらなくて大変でした。
 前にも書いたように、預言書を読むときは、いつの時代なのかをおおざっぱにつかみましょう。紀元前922年までの統一王国の時代なのか、紀元前722年までの南北分裂期なのか、紀元前587年までのユダ王国だけの時代か、紀元前517年までのバビロン捕囚期か、その後のエルサレム再建期か。
 エレミヤ書の冒頭にはちゃんと時代が書いてあって、ヨシヤ王13年というのは紀元前627年。ゼデキヤ王11年というのは、そこにちゃんと「その年の五月に、エルサレムの住民が捕囚となる」とあるので紀元前587年。要するにユダ王国末期40年間ということです。いよいよユダヤ人の国が完全に滅んでしまうまでというわけです。
 「神様を裏切ったから滅びが近い」と予言するエレミヤは、当然のことながら支配者からはうとまれるわけで、数々の迫害を受けます。預言者もラクではありません。第1章じゃ尻ごみしてますよね。それをむりやり神様に呼び出され、オレの言葉を全部伝えろと命令される。そういう預言者の苦しみがいたるところに出てきます。

●エス・ギ15章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=skd&book=esg&chapter=15&mode=0
 最初の3節を除いて付加部分。冒頭でモルデカイが見た夢は、実はこんなことだったという謎解きですね。最初を付加したから最後もそれに対応したものを付加するというわけです。
 とりあえずこれでエステル記・ギリシア語はおしまい。
 何度も言いますが、この話はエイプリル・フールですよ。こんな復讐劇が歴史上にあったはずがありません。一応これはヘブライ語本文があるので仕方なく正典に加えられてきましたけど、「こんなふうに復讐を肯定する書物を読むってことは、キリスト教は復讐を肯定するのか」なんて思われるのがいやなので、キリスト教の歴史ではもてあまされてきました。ユダヤ人嫌いのルターなんか「なんでこんな本がヘブライ語正典に入ってるんだ!」と言ってるほどです。
 でも、女性の力で民族が助かるっていうのは、ジャンヌ・ダルク的に面白く、芸術の題材には好んでとりあげられる本です。

[540] ヨブ記25-26章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/10(木) 09:58:31 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=libj&book=job&chapter=25&mode=0
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=libj&book=job&chapter=26&mode=0
 例によってリンクはリビングバイブルです。
 第三ラウンドになるとさすがに疲れてきたのか、ビルダデ(ビルダド)のせりふはたった6節しかありません。そこで26章の1-4節と5-14節の順序をいれかえて、25章→26章5-14節がビルダデ(ビルダド)の論難であり、ヨブの反論は26章1-4節→27節以降、というふうに読むべしという説が根強く主張されています。
 ビルダデの論難は「人間は神の前ではまことに小さいものである」ということ。ヨブの反論は、実質的には来週読むのですが、「オレは絶対正しい」ということですから、そういうふうに入れ替えて読んだほうがすっきりします。

[539] 詩編36-38編、エス・ギ14章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/09(水) 15:20:50 ここから閲覧

●詩編36-38編
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=psa&chapter=38&mode=0
 36と37は、世の中にはびこって正義の私をいじめている悪をやっつけてくれという詩。38は、罪を犯してしまった私を許してくれという詩です。どちらも現実によくあることなので、お祈りのときに読むと共感できると思います。とくに38は私の好きな詩です。
 3つとも交読文には入ってませんけど、いい詩だと思います。

●エス・ギ14章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=esg&chapter=14&mode=0
 プリムの祭は首都と地方では日が一日ずれるみたいですけど、その由来を記したのがこの章です。
 ヘブライ語版9章。これでもかこれでもかという復讐話は、私たちはへきえきしますけど、まあユダヤ版エイプリルフールですし、適当に読んでください。民族みなごろしにされかかったんですから、このくらい復讐話を重ねないと、昔の人は納得しなかったのね。
 ついでながら韓国には、昔から反日文学、日本をやっつけちゃう話の系譜があるんですけど、最後は必ず「日本人を許す」結末にしちゃうんです。韓国は昔から、他国に侵略されることはあっても他国を侵略したことはなく(元寇とかベトナム戦争とか例外はいろいろありそうですけど、少なくとも韓国人はそう信じている)、だから「自分たちは平和を愛する民族であり、常に凶暴な周辺民族からいじめられる」というイメージがあって、日本人をやっつけちゃうとこれの重大な例外になっちゃうんで、「助けてくれとひざまずく日本人を、大人(たいじん)の徳をもって許す」という結末のほうが、カタルシスを感じるみたいです。民族がかわると、結末の好みもかわってきます。

[538] みんなすばやいわね 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/09(水) 15:04:52 ここから閲覧

 今日はだんなも私も非番で、一緒に一日中ラジオを聞きながら家でまったりくつろいでます。
 午前中の「大沢悠里のゆうゆうワイド」で、「演歌ってなんで演歌っていうの?」という話になって、出演者の方が「演歌検定」を宣伝していただけに、ちょっと気恥ずかしく会話がとぎれちゃいました。
 するとだんなが「おれ知ってるぞ。真理ちゃんメールメール」(自分はけがでキーボード打てないから私に代筆させるのよ)と叫ぶ。早速「演歌とは明治の自由民権運動のときに言論弾圧が激しかったので、弁士たちがへたくそなくだらない歌をうたって(川上音二郎のオッペケペとか)、その中でちくりちくりと風刺をきかせた演説歌がはじまり……」と書いてたら、コマーシャル明けにさっそくそういう話を紹介してましたね。裏方さんがさっそく調べたのね。残念でした。

 で、いまさっき「小島慶子のキラ☆キラ」で、「ニャンニャン」というラーメン屋の話になって、「怪しげなネーミングだ。夕焼けニャンニャンか」みたいな話をしていたら、まただんなが「それは中国語で娘娘で皇后という意味だ。真理ちゃんメールメール」と言ったので、さっそくメールを書き始めたら、すぐさまtwitterで反応があったらしく、そういう話をしてましたので、結局出さずじまいでした。
 いままでtwitterって、一応アカウントだけとって、ぜんぜん使ってなかったけど、やっぱり便利なツールとして使ったほうがいいのかしらね。世の中スピーディーになったわ。

[537] 名前談義・つづき 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/08(火) 19:21:07 ここから閲覧

 [535]について、だんなからの情報によりますと、
 1997年8月30日に韓国で、8歳の幼女が誘拐され殺されたという事件が起こりまして、その被害者の名前が、パク・チョロンチョロンピンナリちゃんっていうんですね。ハングルで書いたって박초롱초롱빛나리、下の名前だけで7文字もあるというすごい名前です。韓国人にとってはあまりに長いので、最後だけとってパン・ナリ誘拐事件(韓国語ではkの次に鼻子音が続くとngに変わるのでパク・ナリがパン・ナリになります)と呼ばれています。1993年の悪魔ちゃん命名騒動もまだ記憶に新しかったので、韓国語勉強仲間で「よくこんな名前を役所が受理したな」と話題になってたそうです。
 いつ何時どういう理由でマスメディアに登場するかもしれないんですから、やっぱり名前はありふれたものがいいわ。

 あと、中国では日本や韓国など漢字文化圏の人名を強引に漢字で書きたがるんで、ちゃんと漢字で書ける名前がいいです。上のチョロンチョロンピンナリも、韓国語の固有語(たぶん、チョロンがチョロク=緑=を連想させることばで、ピンナダが光るという意味なんで、青々とした光に輝く子という意味でつけたんでしょう)なんで漢字では書けません。

 そんなことより早く子ども作らなきゃね。いえ、もちろんちゃんと子作りには励んでるんですけど(真理子の生活と意見にその奮闘ぶりを書いてます。結局エロねたですけど)、ぜんぜん妊娠する気配がないんであせってます。

[536] サム上11-15章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/08(火) 14:10:05 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1sa&chapter=11&mode=0
 サウルは王になってまもなく、アンモン人との戦いに勝利し、順風満帆な王国のスタートをきったのですが、その後ペリシテ人との戦いに際してサムエルとの間にボタンのかけ違いが生じます。これがケチのつきはじめで、息子ヨナタンが自分の命令を(知らなかったとはいえ)破ったり、さまざまなことがあって、民の心がサウルから離れていきます。
 でも、私はいつも思うんですけど、なんでサムエルや神様がサウルを見放していくのか、よくわかんないんですよね。きっかけとなったサムエルの遅刻なんて、絶対にサムエルに非があるじゃありませんか。
 要は、サムエル記(だけじゃなく、ヨシュア記から列王記までずっとですけど)って、後の価値観で歴史を解釈しなおしているんですね。ユダヤ教がしっかりした形になったのはバビロン捕囚以後で、この時代はヤハウエさんなんてバアルさんとかほかの神々のうちの一人でしかない。サウルの王権が崩壊していったのは、結局は彼が凡庸な王様たったからというだけの理由でしかないんですが、それを後に確立したユダヤ教の価値観から解釈して「勝手に燔祭(焼き尽くすささげもの)をやっちゃったから」みたいな理由を後づけしているにすぎないんでしょう。

[535] 命名で一番大事なこと 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/07(月) 21:48:36 ここから閲覧

 お昼のTBSラジオ、小島慶子さんのキラ☆キラで言ってましたが、北京オリンピックのときにTBSが「絆」と書いたバッジを作ったんだそうですね。いまキラ☆キラのホームページで見られますが、更新されて消えちゃうといけないんで画像を直リンしてみます。
http://www.tbsradio.jp/kirakira/photo/P1060581.JPG
これも消えたりして。
 なんでも、オリンピックのときには世界のいろんな放送局がこういうバッジを記念品として作る習慣があるらしいんですが、作ってしまってから「絆」というのが中国で悪い意味になることがわかり、実質お蔵入りになっちゃったんだそうです。
 最近だんなが、青蛙亭漢語塾(中国語サイト)の仕事を手伝ってくれというので、ばべるの仕事をちょっと中断してそっちを手伝っているんですが、そこで公開している「WEB支那漢」によれば、

http://www.seiwatei.net/chinakan/chinakan.cgi
●馬の縶なり。足を繫ぐを絆といふ。今、人の行くを阻つるを謂ひて「絆住」といふ。

 要するに、日本語でいえば「ほだし」「束縛」「足かせ」みたいな意味になっちゃって、決してプラスのイメージにならないらしいです。

 「調べてから作ればよかったのに」とまとめてましたけど、そう、同じ漢字文化圏でどういう意味になるのかは、ちゃんと調べなきゃね。
 いまどき「花子」なんていう名前をつける人はいないと思いますが、花子って乞食っていう意味になるらしいです。「花」というのが「お金を使い果たす」という意味になるんだそうで。
 人の名前をつけるとき、画数だの運勢だのなんかより、外国語でどういう意味になるかっていうことを調べてる人なんてほとんどいないんじゃないかしら。
 いえ、誰かがしらべりゃいいんですよ。世界のいろいろな言語の卑猥な言葉とかをまとめておくとか、「この名前はヘンに聞こえる」とかいうのをまとめれば、役に立つんじゃないかしら。

 あとは、熊本で殺されちゃった女の子の名前、「心」って書いて「ここ」って読ませるの、そういう命名の考え方は人それぞれだし、こういう事件がらみだと書きにくいですけど、絶対に一発で正しく読んでくれない名前って、もし私に子どもができたら控えるわ。
 私の真理子って誤読の可能性はほとんどないですけど、元の姓(あえて秘密にします)は絶対に一発で読んでくれないヘンな姓、そのせいでずいぶん苦労しましたから。私が前のだんなと離婚したときに姓を元に戻さなかったのは、親から勘当同然になったというのもあるんですけど、元の姓を捨てたかったからという話もあります。だから私は旧姓が二つあるのよ。
 子どもができたら、「ありふれた名前」「読みやすい名前」「外国語でへんなひびきにならない名前」というのを大事にして命名しようと思いますわ。

[534] 創世記48-50章、エス・ギ13章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/07(月) 10:41:10 ここから閲覧

●創世記48-50章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=gen&chapter=48&mode=0
 ヤコブが死んで、カナンにある先祖代々の墓に葬ってもらうよう遺言します。ヤコブの死後はヨセフが復讐に出るのではないかと、兄たちはおどおどしていますが、結局そんなことはなく、ヨセフも死んで、こちらはエジプトに葬られます。これで創世記はおしまいです。
 さて、創世記ラストのポイントは、49章のヤコブのせりふです。息子たち一人ひとりに、おまえたちがどうなるかを予言するんですが、ここで思い出していただきたいのは、この12人のうち、祭祀職のレビを除き、ヨセフ自身は除外して二人の息子を付け加える形で、さしひき12が、そのままイスラエル12部族の名前になっており、はるか後にイスラエルが南北に分裂すると、ユダとベニヤミンが南、その他が北になります。
 南は2部族ですが、ベニヤミンは少数派なので(でもパウロはベニヤミンだったりする)、実質的に南=ユダ。北の10部族は北王国滅亡後に他民族と同化しちゃって消えちゃいますんで、それで後の時代には実質的にユダ族だけが残ります。だからイスラエル民族の別名を「ユダヤ人」というわけです。
 そういう後のいきさつが、ヤコブの長いせりふになんとなく反映しているので、これは例によって事後予言、つまりそのような歴史の流れを知っている後の時代の人たちが、これはあらかじめ決まっていて予言されていたという形で書いているというわけです。
 それから、創35:22で、長男ルベン(レウベン)がお父さんの側室ビルハとエッチをしちゃった話が出てきました。あのときは不問に付されたのですが、最後の最後で「お前はエッチをしただろう」(創49:4)と言われちゃいましたね。やっぱり根にもっていたわけです。

●エス・ギ13章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=skd&book=esg&chapter=13&mode=0
 最後のほうはヘブライ語版の8章ですが、それ以前はギリシア語独自部分。ヘブライ語版ではっきり書かれていないおふれの内容がはっきり引用されているというわけです。
 エステル記はプリム祭というユダヤ教の祝日に読まれる文書ですが、なんでプリム(くじ)祭というかというのがこの部分。この日付がくじびきで決められたからというわけですね。そういうことはヘブライ語版だけ読んでもわかりそうなものですが、それをよりわかりやすくするために補ったというわけです。

[533] 1コリ7-8章 投稿者=真理子 掲示日=2011/03/06(日) 13:40:17 ここから閲覧

http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1co&chapter=7&mode=0
 パウロ先生の生活指導です。
 読んでて頭がくらくらしてくると思いますが、この時代の信者はみんな、すぐにでも終末がやってくるとおおまじめに信じていたわけで、そう思えば、結婚生活に対するこの異様なまでの警戒感を理解することができるでしょう。終末が近づいてるんだから、結婚なんかしなくたって、自分の身分を向上させなくたっていいわけです。
 だから、終末が近いなんて脅しをかける教団はもうそれだけでカルトですよ。だってそんなことを信じた日には、現世のことを何もする気力がなくなって、全財産を教団に寄付なんてことになっちゃいますからね。もっとも、どんな教団も最初はカルトだったんで、カルトがいけないってことになると、新しい宗教は生まれなくなっちゃいますけどね。
 前に、林芙美子の『浮雲』の話をしましたけど([509])、ここにも新興宗教の話が出てきます。ゆき子の最初の男である伊庭(いば)が新興宗教の幹部になって金回りがよくなったという話を、いまちょうどNHKラジオ第二放送の「朗読の時間」でやってますけど、いかにもいかがわしい感じがよく描けてますね。