真理子の聖書日記 真理子の聖書日記

このサイトを作りながら、聖書を読みながら真理子が考えたことです。
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[859]うつたふvsうたふ
投稿者=真理子
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掲示日=2011/08/29(月) 20:07:39
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 明治訳新約、使徒まで校正おわってアップしました。
 明治訳は明治37年版を底本とし、明治14年版と異同があるときに〔37|14〕みたいな形で入力してます。具体的には明治訳を|(全角)で検索していただくといいでしょう。マタイの主の祈りが14年と37年とで違いますからね! ときどきそういう重大な翻訳の改訂があるんですけど、たいていは仮名遣いとか表記の問題。
 使徒では「訴」とか「訟」を、明治37年では「うつたふ」と読んでるのに、明治14年では「うたふ」と読んでます。言海をひくと
http://www.babelbible.net/genkai
どっちもあるみたいですね。使徒は後半でやたらこの語が出てくるのでそのたびにこういう形で入力したんでうざったくて仕方なかったです。
 じゃ福音書はというと、こっちは明治14年でも「うつたふ」とふってます。担当者が違ったのかしらね。それを明治37年では統一したんだ。
 こういうのって、誤りとして訂正しちゃってもいいんでしょうけど、誤りも一つの言語的事実だと思うと、おいそれと直せなくなります。これだけ大々的に違うものは、残しておこうと思います。

 あとは、明治37年で「船具」、明治14年で「舟具」となってて、さっそく〔船具|舟具〕としようとして、虫の知らせで明治37年の他の版を見ると「舟具」となってる。たまたま見ていた版だけ違ってたみたいです。こういうこともあるんで気が抜けないです。

[858]民数記21-24章
投稿者=真理子
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掲示日=2011/08/29(月) 06:52:00
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http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=num&chapter=21&mode=0
 エドム人が通行を許可してくれなかったために迂回するイスラエルの民。でもその割には、このあたりとの部族との戦いで勝ったりもしてるんですね。
 エドム人には勝ち目のなかった彼らも、モアブ人にはずいぶん脅威だったみたいです。
 そこでモアブの王バラクは、占い師バラムを呼び寄せます。こいつらを呪ってくれというわけですね。ところが神様がバラムのところにあらわれて、行っちゃいかんという。それでもバラクからぜひ来いと乞われたので向かおうとすると、ろばがなかなか動こうとしない。ろばをぶったたいているうち、神様の使いがバラムの前に現れる。ここまで来たんだから(とは書いてないけど)、どうせだからちゃんとバラムのところへ行って、彼らを呪うことなんてできませんとか言わせようってわけですね。実際、バラムはバラクの前で、イスラエルを呪うどころか祝福し、今後の周辺諸国の運命を預言して帰っていきます。
 なあんかばかばかしい話。くだらない作り話ね。もちろん神話なんて全部作り話なんだけど、もっとましな話を作りなさいよって感じです。

 でも今日の話は、一箇所、まったく読み過ごせない重大問題があるんですね。
 21章でエドムを迂回していた民がぶつぶつ言うので神様が蛇を放って民を殺し始める。あわてた民がモーセにとりなしを依頼、神様はなんと、蛇の像を鋳造して仰ぎ見させたら民は助かる、と指示し、そのとおりになります。
 何これ? これって偶像崇拝っていうもんじゃないの? 神様がじきじきに十誡破らせちゃダメじゃないの? いくつか注解見ても、神様のこの指示の問題性を誰も言わないのよね。神様が言ったから何でもいいわけ?
 実際この青銅の蛇は、その後も長くイスラエルの民の守護神になります。代下18:4を読むと、南王国のヒゼキヤ王(南13。BC715-687)の宗教浄化のときにアシェラ像なんかと一緒にうちこわされています。
 実のところは、イスラエルの民が昔から信仰していた、蛇よけの蛇の像の話を、あとから聖書に取り込んだんでしょうけど、まったくヘンな話だわ。