真理子の聖書日記 真理子の聖書日記

このサイトを作りながら、聖書を読みながら真理子が考えたことです。
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[843]BHSの章節分け
投稿者=HK. J.
掲示日=2011/08/19(金) 07:02:31
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知りませんでした!! ヨエル書が、3章の訳と、BHSに従った4章の訳があるなんて。

で、メシアニック用の旧約%新約 全ヘブライ語の聖書の、BHS旧約を見たら、3章は5節でおしまいで、mishpat ha-shem al ha-goyim という小見出しをつけて、4章になってました。

この小見出しは、BHSにはないのですが、どこに由来するものなのか、不明です。新共同訳と比べてみたら、新共同訳は2章の頭に「主の怒りの日」という小見出しがありますが、BHSメシアニック版にはありません。そのほかは、同じ意味の小見出しです。

由来が気になります。

[842]ヨエル書1-4章
投稿者=真理子
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掲示日=2011/08/19(金) 05:10:29
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http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=joe&chapter=1&mode=0
 ヨエル書は4章まででおしまいですのでこれで全部です。しかも4章に分かれるようになったのはBHS以降、日本語の代表訳でいえば新共同訳以降でして、口語訳も新改訳も3章どまりです。旧第2章を2つに分けるかどうかという話で、分けなくても全32節しかないんですから、実質的に3章ぶんの分量しかない短い預言書です。
 時期に関する語が全然ないんですが、2章冒頭で「シオンで」うんぬんとありますし(エルサレムの別名です)、十二小預言書はだいたい時代順ということになってるので、南北王朝期(紀元前8世紀)の南王国、エルサレムにいた人だと思われます。
 世の終末の恐ろしい光景の予言もあるので、トンデモ系の本でもときどき取り上げられます。たしか五島勉さんもどっかで言及してたような。
 しかしこれはキリスト教にとってはもう一つの特別な意味があるんです。
 旧約聖書の預言書は、それ自体を読むとおどろおどろしくてよくわかりませんが、むしろ新約聖書のどこで引用されているかを見るといいでしょう。牽強付会を含めてキリスト教徒が旧約の預言書をどう読みどう利用したかということです。
 するとヨエル書は使2:16-21で使われています。ペンテコステでみんながヘンな言葉を話し始めたので、酒に酔っ払ったのかと思われたのですが、これはヨエル書の預言どおりなんだというわけで、終わりのときに神様が聖霊をすべての人にそそぐ、ということだったというわけです。
 BHSはどういうつもりか知りませんが、旧2章を使徒で引用されてる箇所からざっくり分断して新3章にしちゃったというわけです。
 こうすると、ヨエル書の旧3章、新4章も、こわい情景なのではなく、神様の救いなんだということがわかります。私たちにはそう読めないかもしれませんが、そう読まれてきたってことですね。