真理子の聖書日記 真理子の聖書日記

このサイトを作りながら、聖書を読みながら真理子が考えたことです。
真理子修道会の修道女/修道士の方のみ書き込むことができます。

掲示板運営方針(必読)




検索語 :
検索語[] ヒット数983

[785]列王記下21-25章
投稿者=真理子
メールを送る
掲示日=2011/07/12(火) 07:17:16
ここから閲覧
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=2ki&chapter=21&mode=0
 南は(もう南しかありませんけどね)マナセ(南14。BC687-642)。南の王様の中では最悪の王様ということになっていますが、その詐術については後述しましょう。死後はアモン(南15。BC642-640)が立ちますが、クーデターで殺されます。しかしこのクーデターは民の支持がなく、首謀者たちは殺され、ヨシヤ(南16。BC640-609)が即位します(21章)。
 ヨシヤの時代に大祭司ヒルキヤが宮殿工事の際に昔の律法の本を見つけます。これを読むと、いかに今の政治が律法に反しているかがよくわかり、異教の神々を廃し、長らく行われてこなかった過越祭を復活させるなど、神様の心にかなうよい政治をします。
 じゃ、そんなにいい王様がいていいことをしたなら、さぞやエルサレムは栄えたことだろうと思うのですが、現実にはまもなく新バビロニアが攻めてきてバビロン捕囚が始まっちゃうわけですから、まったくヤハウェというのはご利益のないとんでもない神様ですよね。
 この矛盾を解決するカギが14代目のマナセ王というわけです。あまりにマナセが悪い王だったので、この時点でユダ王国の滅亡を神様は決定してしまったという理屈なんです(王下23:26)。
 次はエホヤハズ(ヨアハズ。南17。BC609)。ネコという名のエジプトのファラオにつかまってわずか3ヶ月で王位を退き、エホヤキム(ヨヤキム。南18。BC609-598)を立てます。そういう経緯で王位についたエホヤキムですから、エジプトに金銀を貢ぐために重税を課します(22-23章)。
 エホヤキムの時代に新バビロニア(聖書ではカルデアと呼ばれます)が攻めてきます。死後は子のエホヤキン(ヨヤキン。南19。BC598-597)が即位。名前がとっても紛らわしいので注意してください。最後がムかンかの違いだけです。そしてエホヤキンのときに新バビロニアに降伏。主だった人たちがバビロンに連れていかれます(第一次バビロン捕囚)。新バビロニアはエホヤキンのおじゼデキヤを立てます(南20。BC597-587)。(24章)
 ゼデキヤは無謀な反攻をして敗北。エルサレムは1年以上の包囲の末に落城し、徹底的に破壊され、再び主だった人たちが捕囚されます(第二次バビロン捕囚)。
 その後は新バビロニアがたてた総督ゲダリヤをユダ王家の残党が殺すなどということがあり、新バビロニアの報復を恐れて民がエジプトに亡命します。(25章)
 ちなみにエレミヤはこのとき共にエジプトに行き、そこで殺されたという話があります(聖書に根拠ナシ)。

[784]レビ記22-24章、シラ書11章
投稿者=真理子
メールを送る
掲示日=2011/07/11(月) 13:43:21
ここから閲覧
●レビ記22-24章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=lev&chapter=22&mode=0
 祭司専用の食物規定や献げ物の規定に関する22章はおいときまして、23章の祭日の話はいろいろな場面でよく出てくるので、レビ記嫌いの皆様もしっかり読んでおく必要があります。

 ユダヤ教の暦と祭に関しては、ミルトスの次のページが役に立ちます。
http://myrtos.co.jp/info/judaism03.php

 まずはイスラエルの暦。イスラエルの暦は日本や中国の暦に似た旧暦、つまり月の満ち欠けによって決まります。
 ところが開始は春分を含む月なので、3月ごろとなります。
 それから、月の日数は、奇数月が30日、偶数月が29日、ただし12月は30日、8-9月は調整で変化することがあります。また閏月は12月の次に29日間入れます。
 月の名前はバビロニア系の次のものが一般的です。1=ニサン、2=イヤル、3=シワン、4=タンムズ、5=アブ、6=エルル、7=ティシュリ、8=マルヘシュワン、9=キスレウ、10=テベト、11=シェバト、12=アダル。
 浅見定雄さんが『旧約聖書に強くなる本』で、これの覚え方を紹介しておられますが、あんまり好きじゃないので、真理子流を披露いたします。
    兄さんにやる、しわの反物。虻(あぶ)が寄るの。
    ティッシュ(で拭くの)が○ですわ。
    キスしたら手がべとべと、さあ罰が当たる。
 兄さんに反物をあげるはずが、しわになっちゃったんですね。虻までよってきました。どうしたんでしょう。たぶん反物をけがらわしいもので汚したんでしょうね。ティッシュで拭いておきましょう。
 でも、けがらわしいものって何でしょう。え、キスしたの? それで手がべとべと? いったいどこにキスしたの? あ、兄さんの性欲を処理してたのね。それで手どころか反物まで汚したのね。あらあら、それって兄妹相姦っていうんじゃないの? さあ、ヤハウェ御大の罰があたるわ。
 なんか、私らしいですね。はい。

 まずは安息日の話。これは祭日じゃありませんけど、7日ごとの安息日→7週祭→7月1日という七にまつわる祝日のシステムの基本をなしているので最初に持ってきたのでしょう。
 で、1月14日が過越祭、15-21日が除酵祭。もともと春先の血の魔よけの儀式と、酵母ぬきパンを食べる除酵祭とが、出エジプトの伝説(史実!?)とからめて祝われるようになったのです。今のイスラエルでは両方まとめてペサハと言います。
 除酵祭期間中の安息日の翌日に大麦の初穂をささげます。この日付は年によって違います。除酵祭は月のみちかけ次第、安息日は土曜日ですから、連動してませんもの。日曜日になることは確定ですが日付は年によって違います。
 あれれ、過越→除酵祭の日曜日ってことは、イエス様の復活の日でもありますね。
 ちなみにイエス様が死んだのは金曜日だというのは確定してますが、それがマタイ、マルコ、ルカでは過越祭の前日、ヨハネでは過越祭の当日ということでして、どっちであるによってイエス様の死の年が変わってきます。
 さて、この日曜日の翌日から50日目、日曜日からだと50日後が七週祭(シャブオット)。この日一日だけのお祭りです。この日に小麦の初穂をささげます。大麦で始まり小麦で終わるわけですね。
 ちなみに、これがキリスト教に受け継がれるとペンテコステになります。
 こうしてみると、ユダヤ教の祭は何やかやとキリスト教にも受け継がれているんですね。
 7月1日は新年祭(ローシュ・ハシャナ)。昔の暦では新年は1月から始まったみたいですが、今のユダヤ暦では7月から始まります。
 7月10日が贖罪日(ヨム・キブール)。曜日にかかわらず安息日になります。
 7月15-21日が仮庵祭(スコット)。イスラエル版のお盆休みです。仮庵つまり仮設住宅で過ごします。22日は律法歓喜祭(シムハット・トーラー)。これはレビ記には書いてありませんが、ユダヤ人が1年間かけて律法を通読する最終日になるのでそれを祝います。

 これ以外に重要な祭としては、9月25日からの一週間がハヌカ祭。これはマカバイ記に出てくるセレウコス朝の弾圧に対する勝利を祝う祭です。
 それからプリム祭が12月14日。あれまぁ、赤穂浪士の討ち入りの日と同じですね。もっともユダヤ暦は春分のころに始まりますから、立春のころに始まる日本や中国の暦とは1-2ヶ月ほど違いますけど。これはエステル記に出てくるユダヤ人大虐殺を免れて「やられたらやり返せ」と復讐を誓うという、その意味でも忠臣蔵的な祭です。
 もちろんこれらは後の時代のもので、レビ記に入ってるはずがありません。

●シラ書11章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=skd&book=sir&chapter=11&mode=0
 仕事の話、人づきあいの話、お金の話などいろいろですが、10節の「子よ、あまり多くの事に手を出すな」は、私、耳が痛いですわ。うちのサイトがまさにそう。いろんなことをやろうとして、どれもできてない。