真理子の聖書日記 真理子の聖書日記

このサイトを作りながら、聖書を読みながら真理子が考えたことです。
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[655]ガラテヤ1-3章
投稿者=真理子
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掲示日=2011/05/15(日) 09:44:01
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http://bit.ly/lTUtd3
 今週と来週の手紙は「ガラテヤ人(ガラテヤの信徒)への手紙」です。
 書いた人はパウロ。2コリみたいにいくつかの手紙が合成されたということはなく、全5章を最初から順番に読んで大丈夫です。
 ガラテヤというのはいまのトルコの中部、当時のローマでは一つの属州になっていました。パウロは第1回宣教旅行(46-48年)と第2回宣教旅行(49-52年)の2回訪れています。使徒行伝(使徒言行録)では使16:6使18:23にこの地名が登場します。

 この手紙はパウロのいわばユダヤ教との決別宣言みたいな内容になっていまして、新約聖書の中でも一番新約聖書らしいものです。
 イエス様の教えはいわば「ユダヤ教イエス派」みたいなもので、非常にユニークであるとはいえ、ユダヤ教の枠内にとどまるもの。イエス様の直弟子ペテロ(ケパ)たちの考えも基本的にそう言えます。ところがナマのイエスに会ったことのないパウロは、イエス様の教えを換骨奪胎して、ユダヤ人だけでなく全世界の人を救いうる独自の宗教を作り上げました。
 そんなわけでパウロと他の使徒たちの考えは大きく違い、異邦人と食事をしていいかどうかの論争をきっかけに激しく対立します。このへんの話は使11に出てきます。ペテロはいろいろブレた末に異邦人との食事を否定しちゃうので、パウロは激しく対立するのです。
 こういう対立の中でガラテヤ地方の諸教会はいろいろ揺れ動いたようですが、パウロはなんとか自分の側にひきとめようとして書いたのがこの手紙というわけです。

[654]コンサイス・バイブル
投稿者=真理子
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掲示日=2011/05/14(土) 21:21:29
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 [639]でご紹介した、繁華街に街宣車を繰り出して不気味な声で脅し文句をうなっている困った団体「聖書配布協力会」が出している「コンサイス・バイブル」が届きました。聖書のさわりを要領よくまとめた本で、読み物としてはうまくできていると思います。こういういい本作ってるんだったら、街宣なんかやらないで、ギデオン協会のかわりにホテルなんかに配ればいいのに。
 そう、ギデオン協会って新約聖書そのままを配布してるけど、新約聖書そのままを解説なしに読んだって、マタイ冒頭の系図でイヤになるに決まってるわ。そんなのよりこれ配ったほうがずっと親切。
 本文にはもとの書名・章・節が書いてないけど、巻末に書いてるので、「この話どこに載ってたっけ」と調べることもできます。
 ここのサイトの中の聖句は新改訳聖書から引用してるみたいですが、この本は違います。独自の文になってます。