真理子の聖書日記 真理子の聖書日記

このサイトを作りながら、聖書を読みながら真理子が考えたことです。
真理子修道会の修道女/修道士の方のみ書き込むことができます。

掲示板運営方針(必読)




検索語 :
検索語[] ヒット数983

[534]創世記48-50章、エス・ギ13章
投稿者=真理子
メールを送る
掲示日=2011/03/07(月) 10:41:10
ここから閲覧
●創世記48-50章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=gen&chapter=48&mode=0
 ヤコブが死んで、カナンにある先祖代々の墓に葬ってもらうよう遺言します。ヤコブの死後はヨセフが復讐に出るのではないかと、兄たちはおどおどしていますが、結局そんなことはなく、ヨセフも死んで、こちらはエジプトに葬られます。これで創世記はおしまいです。
 さて、創世記ラストのポイントは、49章のヤコブのせりふです。息子たち一人ひとりに、おまえたちがどうなるかを予言するんですが、ここで思い出していただきたいのは、この12人のうち、祭祀職のレビを除き、ヨセフ自身は除外して二人の息子を付け加える形で、さしひき12が、そのままイスラエル12部族の名前になっており、はるか後にイスラエルが南北に分裂すると、ユダとベニヤミンが南、その他が北になります。
 南は2部族ですが、ベニヤミンは少数派なので(でもパウロはベニヤミンだったりする)、実質的に南=ユダ。北の10部族は北王国滅亡後に他民族と同化しちゃって消えちゃいますんで、それで後の時代には実質的にユダ族だけが残ります。だからイスラエル民族の別名を「ユダヤ人」というわけです。
 そういう後のいきさつが、ヤコブの長いせりふになんとなく反映しているので、これは例によって事後予言、つまりそのような歴史の流れを知っている後の時代の人たちが、これはあらかじめ決まっていて予言されていたという形で書いているというわけです。
 それから、創35:22で、長男ルベン(レウベン)がお父さんの側室ビルハとエッチをしちゃった話が出てきました。あのときは不問に付されたのですが、最後の最後で「お前はエッチをしただろう」(創49:4)と言われちゃいましたね。やっぱり根にもっていたわけです。

●エス・ギ13章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=skd&book=esg&chapter=13&mode=0
 最後のほうはヘブライ語版の8章ですが、それ以前はギリシア語独自部分。ヘブライ語版ではっきり書かれていないおふれの内容がはっきり引用されているというわけです。
 エステル記はプリム祭というユダヤ教の祝日に読まれる文書ですが、なんでプリム(くじ)祭というかというのがこの部分。この日付がくじびきで決められたからというわけですね。そういうことはヘブライ語版だけ読んでもわかりそうなものですが、それをよりわかりやすくするために補ったというわけです。

[533]1コリ7-8章
投稿者=真理子
メールを送る
掲示日=2011/03/06(日) 13:40:17
ここから閲覧
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=1co&chapter=7&mode=0
 パウロ先生の生活指導です。
 読んでて頭がくらくらしてくると思いますが、この時代の信者はみんな、すぐにでも終末がやってくるとおおまじめに信じていたわけで、そう思えば、結婚生活に対するこの異様なまでの警戒感を理解することができるでしょう。終末が近づいてるんだから、結婚なんかしなくたって、自分の身分を向上させなくたっていいわけです。
 だから、終末が近いなんて脅しをかける教団はもうそれだけでカルトですよ。だってそんなことを信じた日には、現世のことを何もする気力がなくなって、全財産を教団に寄付なんてことになっちゃいますからね。もっとも、どんな教団も最初はカルトだったんで、カルトがいけないってことになると、新しい宗教は生まれなくなっちゃいますけどね。
 前に、林芙美子の『浮雲』の話をしましたけど([509])、ここにも新興宗教の話が出てきます。ゆき子の最初の男である伊庭(いば)が新興宗教の幹部になって金回りがよくなったという話を、いまちょうどNHKラジオ第二放送の「朗読の時間」でやってますけど、いかにもいかがわしい感じがよく描けてますね。