真理子の聖書日記
真理子の聖書日記
このサイトを作りながら、聖書を読みながら真理子が考えたことです。
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検索語[] ヒット数983
[499]詩編27-29編
投稿者=真理子
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掲示日=2011/02/16(水) 11:11:06
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http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=psa&chapter=27&mode=0
3編とも勇気を与えてくれる祈りの詩。日本基督教団の交読文には27、29編が入っています(8、9)。
詩編というのは祈りにぴったりのようでいて、現代人の感覚だといまいちなじめない。敵をやっつけてくれみたいな復讐心をあおるものが多いですから。その点、この3編はそういう復讐心が希薄なので、素直に読むことができます。
[498]ルツ記、エス・ギ3章
投稿者=真理子
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掲示日=2011/02/15(火) 07:09:52
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●ルツ記
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=rut&chapter=1&mode=0
キリスト教側の旧約聖書では士師記の次にルツ記という非常に短い文書が来ます。4章しかないので今日一日で読み終えてしまいます。
ユダヤ教ではルツ記・雅歌・コヘレト・哀歌・エステル記の5つをメギロート(巻物)と呼び、特定の祭日で読むための本としています。ルツ記が読まれるのは七週祭(シャブオト)という収穫感謝祭、後にキリスト教ではペンテコステになるお祭りですね。今年のペンテコステはすごく遅くて6/12ですが、だいたい5月中旬から6月上旬に来ます。麦の収穫時期がこのころになるんですね。
私はよく、ユダヤ教を理解するのに「日本がアメリカなりどこなりと戦争をして廃墟になっちゃったとき、アメリカに移民していた日本人社会が、生き残ったオレたちが日本の文化を守ろうじゃないかと、古事記だの万葉集だのの古典や各地の神社に残る祝詞なんかを寄せ集めて聖書を作り、教義と祭祀のシステムを作りあげて日本教という宗教を作っちゃったみたいなものよ」なんて言ってます。イスラエル近辺の地名はいまいちなじみがうすいので、日本になぞらえるとわかりやすいんじゃないでしょうか。
そういう読み方でいけば、ルツ記は、「東北の飢饉で食い詰めた一家が満州に移住し、中国人の娘を嫁にもらった。戦争でご主人と息子が死に、敗戦後に奥さんが引き揚げるときに、嫁まで一緒について来ちゃった。嫁は日本で鉄くず拾いをしながらなんとか生きていくうち、未婚の若い実業家と知り合い、そいつの工場で働かせてもらううちにお手がついちゃって、見事に社長夫人となり、生んだ子どもが家業をつぎ、孫は政界に出て首相にまでなっちゃった」みたいな話でしょうか。
そういえば、ワタミの渡辺美樹ってホントに都知事選に出馬するんですね。ぶつぶつ。ま、東京都のことなんかどうでもいいんですけど。
ルツはモアブ人。モアブ人ってパレスチナの南東、死海の東側にいた民族。その南がエドム人です。モアブ人って何かにつけてイスラエルと対立しますけど、実はダビデのおばあさんはモアブ人であり、イエス様のご先祖にはモアブ人もいたっていう話ですね。
ナオミ/ナホミって今ではすっかり日本人の名前として定着してますけど、もともと日本にはこんな名前はなく、谷崎潤一郎が『痴人の愛』の主人公の名前をナオミとして以来、この名前がはやったんだということみたいです。
●エス・ギ3章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=esg&chapter=3&mode=0
「真理子のおまけ」に対応関係を明記したように、ヘブライ語版エステル記の第1章そのまんまです。アハシュエロス(クセルクセス1世。ギリシア語版のアルタクセルクセスっていうのは間違い)の生意気な王妃ワシテが宴会をすっぽかすという事件を起こします。