真理子の聖書日記
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このサイトを作りながら、聖書を読みながら真理子が考えたことです。
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[473]士師記12-16章、ユディト記12章
投稿者=真理子
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掲示日=2011/02/01(火) 10:46:15
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●士師記12-16章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=jdg&chapter=12&mode=0
士師記最大のヤマ場、怪力サムソンの話です。通読表の区切りもちょうどいいですね。私、ラストの16章は涙なしには読めませんの。
でもこの話のポイントは、そんな怪力も女の色香の前には無力ってことかしら。サムソンって結局女の色香に迷って秘密をしゃべっちゃう。16章もそうだけど、14章のなぞなぞだってそうですよね。平行して読んでるユディト記も、女の色香の前に身を滅ぼす指揮官の話ですよね。男性ってそんなものなのかしら。私は色香がないんで確かめられないんですけどね。
●ユディト記12章
http://www.babelbible.net/bible/bible.cgi?bible0=col&book=jdt&chapter=12&mode=0
自分用の食べ物を持ってきたり、お祈りに出かけたりと、ちょっと不思議な行動をするユディト。これはイスラエルの律法を守ってるっていうことなんですけど、実はみんな伏線になっています。伏線っていっても次章でみんな明らかになっちゃいますけどね。
食事の問題ってけっこう重要で、原始キリスト教団も無割礼の者と食事をするかどうかでペテロvsパウロの分裂の危機を迎えますからね(ガラ2)。日本にだって「同じ釜の飯を食う」って言葉があるじゃないですか。一緒に食事をするっていうのは重要な宗教儀式なんですね。
それから、昔は食事って寝転がって食べたんです。だから15節みたいな毛皮を敷かなきゃいけないし、手を洗うのはもちろん足を洗うのも重要になるんです。だって他人の泥だらけの足が目の前に来たりしますからね。イエス様の最後の晩餐だって、ダ・ビンチの絵みたいに座ってたんじゃなく、ホントはみんなで寝転がって食べてたんです。
[472]創世記28-31章
投稿者=真理子
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掲示日=2011/01/31(月) 05:05:24
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イスラエルの十二部族の由来の話です。ヤコブの十二人の息子の名前から来てます。
この十二人(十二部族)を覚える歌を以前にもご紹介しましたが、しつこくまた紹介します。3番の部分はこれから先の話で、まだ出ておりません。
ヤコブ(イスラエル)の息子の歌 鉄道唱歌のふしで
1.おブスなレアが生んだ子は
レウベン、シメオン、レビにユダ
ラケルはビルハを差し出して
ダーンとナフタリ生みました
2.レアもジルバを差し出して
ガードとアシェルを生ませたよ
さらに自分もがんばって
イサカル、ゼブルン、生みました
3.ラケルもとうとう子ができた
その名はヨセフとベニヤミン
ヨセフは売られてエジプトへ
マナセとエフライム生みました
1番に出てくるレウベンは、ルベンと表記されることも多いです。
ダーン、ガードは、鉄道唱歌のふしで歌うと長くなってしまう部分で、本当はダン、ガドです。
こういう覚え方っていうのは、そのまま歌などに詠み込む方法と、頭文字などを組み合わせて別の語を作っちゃう方法とあります。たとえば『旧約聖書に強くなる本』の浅見定雄さんは後者の愛用者みたいで、南(ユダ王国)と北(イスラエル王国)の王名や十二ヶ月の名前をこの方法で覚えさせてます。でも、苦労して作られてるのはわかるんですが、いまいち覚えにくいし、最初はそのまま覚えなきゃいけません。たとえば、バルト三国の名前は、北から順番にアイウエオ順になっていると覚えれば、どこがどこだっけというのがごっちゃにならずに便利ですけど、それでも最初にエストニア、ラトヴィア、リトアニアと覚えなきゃいけないってことです。
この十二人の息子の覚え方は、私は最初「頭文字組み合わせ」で、「レシビユダナガアイゼヨベでなんかできないかしら」とかいろいろやってたんですけど、それだったらそのまま歌にしちゃったほうがいいわと思って、上のような冗長な歌にしてみました。
そのまんまじゃないかと思うかもしれませんが、そのまんまだから覚えやすいってことがあると思います。
こういう覚え方は英語にもいろいろあって、ニーモニック(mnemonic)っていいます。
文字数型……円周率の3.14159をYes, I have a number.(スペルの文字数が3.1416)と覚える
頭文字型……イギリスの王朝の順序、Norman、Plantagenet、Lancaster、York、Tudor、StuartまたはStewert、Hanover、Windsorの頭文字を、No Plan Like Yours To Study History Wisely.(歴史を勉強するのには君の方法が一番頭がいいね)と覚える
などある中で、そのまんま覚えるっていうのもけっこう多いです。たとえば十二ヶ月の大の月と小の月を覚えるのは、
Thirty days hath(=has) September, 9月は30日で
April, June and November. 4、6、11月もそう。
All the rest have thirty one, あとはみんな31日、
Excepting February alone. 2月だけは例外ね。
And that has twenty-eight days clear. 2月は平年が28日で、
And twenty nine in each leap year. うるう年には29日
っていうのがあるんだそうな。
何が覚えやすいのかというと、韻をふんでるっていうのがミソなんです。英語の詩は韻をふむとか、アクセントの強弱が規則正しくなってるとかいうのが大切で、英語民はそれをちゃんとやってると覚えやすいと思うらしいです。
たとえばアルファベットを覚える歌は、『きらきら星』(もとは『お母さん、打ち明けます』みたいな歌だったみたいですけど)のふしで、日本人は、
ABCDEFG
HIJKLMN
OPQRSTU
VWandXYZ
って区切りますけど、英語民は
ABCDEFG
HIJKLMNOP
QRSTUandV
WandXYZ
なんですね。最後の2行は変種がいろいろあるみたいですけど、LMNOPのところを猛烈に早口に読んでおさめてるのは、GとPで韻をふませるためです。最後のZはズィーと読みます。ゼットだと韻をふめません。
以上、友清理士『英語のニーモニック』(研究社)
http://www.h4.dion.ne.jp/~room4me/mnemon/index.htm
からいろいろ取材しました。この本面白いですよ。絶版寸前みたいなんで入手はお早めに。